冷えの専門治療について

冷え性の専門治療をしてくれるところが、最近では西洋医学の病院でも登場するようになりました。冷え性をを訴える人は、若い年齢層にも増えています。ここでは、冷え性の専門治療が、冷え性をどのように捉えアクセスしていくのか、東洋医学と西洋医学の面からご紹介します。

1:冷え性の専門治療を訪れる人の2つのタイプ

他人が触ると明らかに手が冷たい

冷え性の専門治療を必要とする人達には、「いつも手足が氷のように冷たいの」と言っている人がとても多くいらっしゃいます。確かに他人が手を握ると、冬場は勿論、暖かい日でもその人の指先は冷たくなっていて驚く事があります。胴体は特別冷えを感じているわけでもないのですが、とにかく末端が冷たくなっているのです。

 

 

 

こういう人は夜は布団に入っても、いつまでも足が暖まらずになかなか寝付けない日が多々あります。靴下を履いて寝てもまだ冷えている人は、ホッカイロや湯たんぽなどを使ってやっと眠れるといった状態です。

 

 

手はとても暖かいのに本人は寒がっている

冷え性の専門治療を要望する人の中には、こんな人もいます。手足は他人が触っても普通に暖かかったり、時よってはかなりポカポカしている場合もあるのに、本人は「寒い寒い」と言って震えているのです。部屋の温度をいくら上げても、周りの人が暑くて仕方ないと言っても、本人は肩をすぼませて震えています。

 

 

 

 

 

こういうタイプの人は手足の方へ熱がどんどんいく変わりに、内部(内臓)が冷えているということのようです。その他に、女性によっては生理前に急に寒くなり、夜はいくら布団を足しても内部が冷え冷えしているという人もいます。これはホルモンの急な変化が原因で、一時的に身体が冷えを感じているのです。

 

 

 

 

2:冷えの場所を確認・対処法

?手、手指、腕が冷える

冷え性でまず多いのが手足がいつも冷たいという人、特に手の指先がものすごく冷たいという人です。「氷のように冷たいんです」とよく聞くフレーズは、聞いているとこちらまで冷たくなってきそうですよね。又、ある人は上腕部がいつも冷たくて、裸になったときは脇腹に腕をつけられないという人もいます。

 

 

 

 

 

専門治療というより先に、家庭で簡単に実践できる対処法として、いわゆる末端冷え性は、少しぬるめのお風呂にゆっくり浸かり外からも温めるように勧められます。そして着る服は、トップは袖があまり皮膚に密着しすぎないで空気を含めるような緩みのある長袖の服が良いです。

 

 

室内で簡単に出来る運動

手や手指の冷えに良い運動として、各病院の専門治療によって紹介してくれる運動は違うかもしれませんが、肩甲骨の運動が肩こりと含め、手や手指の冷え性の人に効果があります。まずは両手を頭上に上げ、円を描くように、それぞれ左右の耳横あたりに着たら暫く止めます。

 

 

 

その時に、左右の肩甲骨を背骨にくっつける感覚で力を入れます。当然胸は張る感じになっています。キープしながら10くらい数えたら脱力する、これを毎日朝晩に数回行なうと、手や手指が徐々に温まってきます。

 

 

ねじりも良い

次に腕は、肘を伸ばした状態で、肘を意識しながら手指に少し力を入れてゆっくりねじる、反対ねじりも行なう、これを腕を前横に伸ばした状態で行なったり、身体の真横に伸ばして行なったり、後ろ横に伸ばして行なったりと、伸ばす方向を色々試すととても気持ちよいですし効果が上がります。叉、ねじりながら、指を1本づつ順に折り曲げ伸ばします

 

 

 

今度は肩を意識しながらゆっくりねじる、やはり反対ねじりも行なう、やはり腕を伸ばす方向を色々試します。毎日行なっていると、手や手指が徐々に温まってくるのを感じるようになるはずです。

 

 

3:下半身、又は全身が冷える

 

やはりぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、下半身浴でも良いです。服のボトムは、スパッツやレギンスをゆとりのあるパンツ(ズボン)の下に着衣する人もいますが、あまり締め付けないものを選びましょう。これは暖かい空気を含めるようにすることと、血流の邪魔をしないようにするためでもあります。

 

 

 

 

 

そして足の冷えに良い運動は、布団の中で仰向けになり、足を真っ直ぐ伸ばした状態でバレエダンサーのようにつま先を敷き布団につけるつもりでゆっくり足の甲を伸ばします。数秒キープして力を緩める、これを毎日朝晩に数回行なうと足が暖まってきます。注意としては、足がつらないように気をつけてゆっくり行ないましょう。これは下半身、又は全身を温める効果があります。

 

 

足のねじり運動

又、足も腕同様に、ねじる運動も布団の中で片脚づつ気持ちよく行なって下さい。やり方のコツとしては、例えば左足を内側にねじる時は、膝を少し内側に曲げ、右足の足の裏を使って左膝を押し、ストレッチします。外側へねじる時は、膝を外側へ曲げて反対足の裏で押し、ストレッチします。次に脚の付け根を意識しながら、ねじります。

 

 

4:内臓が冷えている

 

内臓の冷え性の人も意外と多く、そういう人は手足は普通に暖かかったりするのです。下記にも東洋医学的に見た専門治療、そして西洋医学的に見た専門治療を紹介しますが、やはり内臓の冷え性の人も、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、ベルト使用など締め付けすぎないファッションにして暖かい空気を服内にふくめ、血流の邪魔をさせないようにします。

 

 

 

そして上記で紹介した、室内での簡単な手足の運動を心がける事で、身体の内部も温めるサポートをしてくれるはずです。

低平熱

内臓が冷えている人は、平熱が35度になるかならないかくらい低くなっている場合があります。女性では例えば、結婚前はひどい冷え性で、妊娠、出産時は身体がとても温まっていたが、母乳をやめた頃から結婚前よりも平熱が下がってしまったという人がいます。

 

 

 

平熱が低すぎると免疫力が低下するとも考えられているので、風邪にかかりやすくなるとか、疲れやすくなるので、平熱を少し上げる事を考えるべきです。そういった人には栄養の摂取の見直しとともに、温かいハーブティーを飲むこともお薦めです。

 

 

5:東洋医学での冷え性の専門治療

?エネルギー(気)の流れを改善

冷え性は身体を流れるエネルギー(気)が弱まっているかバランスが崩れていると見るようです。身体を温める陽の気が足りないか、身体を冷やす陰の気とのバランスが悪いということで、全身に散在しているツボを指圧する、針灸をすえる、漢方療法などがあります。

 

 

 

確かに私たちが暮らす環境にも、そして肉体にも目には見えないエネルギーが廻っています。「あの人は精気に満ちている」とか「生気が感じられない」などと表現する事がありますが、エネルギーを感じる人は目が輝いていて血行も良さそうですよね。

 

 

 

楽しいことを前向きに行なう、ポジティブ思考、出来る事で人のヘルプをする行為も、元気エネルギーは充電されるようです。逆に、弱気になっている人、気落ちしてしまっている人は顔色も表情も良くなく、免疫力、抵抗力、自然治癒力などが下がります。

 

 

血液の濁りを改善

血液が濁ってどろどろしていたり、流れが悪くなっていると、冷え性を引き起こす可能性があります。特に末端の手足にまで血液がスムーズに廻っていないことで四肢末端型冷え性になります。血液の濁りで疲れやすくなるとか、又、血液の不足で貧血になるなどは、ますます外へ出かけたくなくなり運動不足にもなり、冷え性を悪化させる事になります。

 

 

 

専門治療では、食事量を減らし、動物性脂肪や果糖分を控えさせます。筋肉を増やすように高タンパク低カロリーの食事と適切な運動が良いようです。そしていつも笑顔でポジティブな楽しい事を考えていることも血が綺麗になり、逆にネガティブな事を考えたり、人の悪口を言ったりすることで、血液がどんより濁っていくという実験データがあるようです。

 

 

水毒を流す

東洋医学の専門治療では、水毒が元で様々な病気を引き起こすとも考えられています。人間の身体は3分の2が水で出来ていると言われていますが、身体を廻る水分、リンパの流れが滞っているとむくみが出たり疲れやすくなったり、冷えがきたりします。

 

 

 

リンパの流れがスムーズでないことで老廃物が溜まり、元気エネルギー(気)を損ね、快適な熱を発する事が出来ないというのは、何となくイメージできますね。

6:西洋医学での冷え性の専門治療

?平熱が低いのを改善

冷え性の人は平熱が35度になるかならないかくらい低くなっている人がいます。平熱がいつも低い人は、免疫力も低下している可能性があるので、平熱が少し高めの人よりも病気にかかるリスクが高くなると考えられています。血流も良い状態ではない場合が多いようです。

 

 

 

 

 

専門治療では平熱をもう少し上げるように適度な運動や食事改善、充分な睡眠時間、マッサージ、下半身浴、足湯なども効果があるようです。自分の内側から健康的な熱を発する事が出来るように、規則正しい生活習慣とともにこれらを試してみましょう。

 

 

筋肉量や脂肪量から、食事や運動を見直す

最近ではダイエットをする男女が増え、肥満にならないのは良い事ですが、無理なダイエットのために冷え性になっている人がいます。身体の適度な熱をキープするためにも、適度な筋肉や脂肪は必要です。ほっそりしたシェイプでも、肩をすぼめて寒い寒いと言っているのでは、あまり素敵には見えません。適度な筋肉を作るために運動や食事をせひ見直して欲しいものです。

 

 

まとめ

冷え性の専門治療は、どんどんクローズアップされてはいますが、自分で心がけるべき内容のほうが多いといえます。ひどい冷え性の人は病院で相談してみると、あなたに合ったアドバイスがいただけるでしょう。叉、意外な病気が隠れている場合もなきにしもあらずですから、あまり不快な冷えは、東洋でも西洋でも、信頼できると思ったところを訪れてみると安心できますね。