なぜ女性に冷えが多いのか

どうして女性は男性に比べて冷え性になることが多いのでしょうか。女性は冷え性になりやすいと言われてもイマイチ理由が見えてきませんよね。

 

 

 

この記事ではそんな「なぜ女性は冷え性になりやすいのか」をテーマに代表的な冷え性の原因をご紹介します。

 

 

 

冷え性の方もそうでない方も是非チェックして、冷え性をしっかり予防するようにして下さいね。

月経や妊娠・出産によって冷え性になる

女性が冷え性になりやすい原因として最も大きな理由は月経や妊娠・出産があることではないでしょうか。

 

 

 

これらの女性機能はどれも体内の血液を大きく減らしてしまいますよね。血が減り過ぎると赤血球が酸素と上手く結びつくことが出来なくなるため、食事によって摂取したエネルギーを吸収しにくくなってしまいます。

 

 

 

そうすると、身体を動かすためのエネルギーが不足してしまうため、比較的重要度の少ない手足の末端などからエネルギーを奪い他の臓器や筋肉を動かすエネルギーに充ててしまうのです。

 

 

エネルギーが奪われた箇所からはどんどん熱が失われていき、これが慢性化すると冷え性になるのです。

 

 

 

特に子宮や卵巣などの女性特有の臓器は血を多くため込んでしまいがちなので、女性はただでさえ体内の血液量が充分でないことが多いようです。そんな中更に追い打ちをかけるように月経や出産で血液を使ってしまうと、冷え性になるのも無理はないと言えるのかもしれません。

 

 

 

若い方で生理不順や生理痛が強いという方の場合、20代から冷え性の症状が強く出ることもあるようなので、心当たりがあるという方は注意しましょう。

無理なダイエットも冷え性の原因

男性と比べてスタイルや美に対する価値観が大きい女性はついつい無理なダイエットをしてしまいがちです。確かに芸能人のようなスタイルは憧れますし、出来るなら人が羨むような美貌を手に入れたいですよね。

 

 

 

しかし、無理をするのはいけません。特にダイエットの一環としてあまりにも食事を制限し過ぎている方は冷え性を悪化させるだけでなく、健康を維持する上で非常に危険です。

 

 

 

食事の制限は適切な栄養バランスを保った上で行われる場合はダイエット効果や健康効果が見込めますが、ただひたすらカロリーを減らすことだけに注力して栄養バランスを欠いてしまうと、リバウンドや体調不良の原因となりかねません。

 

 

実際に超一流のハリウッドスターの中にも無理なダイエットを行った結果何年も体調が良くならなかったという方がいらっしゃいますから、あまりに極端なダイエットは絶対に控えるべきです。

 

 

 

冷え性を予防するという上でもダイエットのし過ぎは良くありません。無理なダイエットによって起こる慢性的なエネルギー不足は一気に身体から熱を奪い去っていきます。そうするとまず冷え性が起こり、冷え性が進んでいくと内臓機能や免疫力が低下していきます。

 

 

 

理想のスタイルは手に入ったけどひどい冷え性に悩まされ、内臓も肌もぼろぼろになってしまった、なんてことになったら意味がありませんよね。そうならないためにもダイエットで食事制限をするときは栄養バランスを保った上で行うようにしましょう

男性に比べて筋肉が少ないため

女性は細いことを良しとする傾向がありますよね。そのため筋肉をつけることにあまり関心がないという方は多く、むしろ筋肉すらそぎ落としてしまいたいと考えている方が多いように感じます。

 

 

 

しかし、筋肉量の低下は冷え性を悪化させる直接的な原因になるため、まったくをつけないというのも考え物です。

 

 

筋肉は単に身体を支えたり動かしたりするためにあるのではなく、血の流れを促進するポンプのような機能を併せ持っています。つまり、筋肉が一定量あるお陰で血液が身体の末端にまでしっかりと巡り、全身に熱を届けてくれるのです。

 

 

 

また、女性は男性に比べて筋肉より脂肪がつきやすい傾向がありますが、それは身体を冷やしてしまわないためです。なのにも関わらず脂肪も筋肉も落としてしまうとどうなってしまうでしょうか。まず間違いなく冷え性になってしまいますよね。

 

 

冷え性による体調不良は男性より女性の方が強く出やすい傾向にあります。例えば月経不順や強い生理痛などは冷えが原因で起こることが多いようです。

ホルモンバランスの乱れによって冷え性に

ホルモンバランスをコントロールする機能と自律神経の働きを司る機能は脳の視床下部(ししょうかぶ)という場所で管理され、お互いに影響し合う関係を作っています。そのため、ホルモンバランスが乱れると自律神経の働きまで阻害してしまうのです。

 

 

 

冷え性に悩んでいる方の中には自律神経の乱れによって体温の調節が難しくなるという話を聞いたことがあるかもしれませんね。自律神経の働きをコントロールしている視床下部には体温調節中枢という器官があり、そこでは皮膚を通じて外の温度を感じ取り、体温の調節をしています。

 

 

そのため、ホルモンバランスのコントロールが上手くいかなくなると体温の調節も上手くいかなくなり、結果的に冷え性になってしまうのです。

 

 

 

逆に自律神経の乱れが原因でホルモンバランスが崩れてしまうこともあります。冷え性は月経不順や生理痛の症状を悪化させてしまいますが、これは自律神経の乱れによって起こった冷え性がホルモンバランスを崩してしまっているからなのです。

 

 

このように自律神経と女性ホルモンのバランスは一方が崩れるともう一方も崩れてしまうため、どちらかをケアするだけでは冷え性を改善することは出来ません

 

 

 

なので、ホルモンバランスや自律神経の乱れによって冷え性を引き起こしている場合は両方を同時にケアする必要があります。

冷え性の人は薄すぎる服を着ていることが多い

年齢層に関わらず冷え性の傾向が強い方は薄着を好むことが多いようです。ファッション雑誌を見てみると真冬でも当たり前のように短いスカートを履いている姿を散見しますが、寒い中薄着をしてしまうと当然身体は冷えてしまいます。

 

 

ご紹介したように女性は細身の方が多く脂肪や筋肉が不足しているため、体温の維持が難しいです。なのにも関わらず薄着をしてしまうと一気に冷え性が進んでしまいます

 

 

 

オシャレをするためにある程度薄着することは仕方ないにしても、手袋や厚手の靴下、マフラーをコーデに混ぜるなどして寒さ対策はしておくべきです。

 

 

 

ただ、最近は厚着をするよりむしろ少しくらい薄着をしていた方がかえって冷え性が改善するのではという考え方が広まっているのだそう。

 

 

というのも人間の身体は外の気温に応じて体温を調節するように出来ているため、しっかり防寒をし過ぎていると逆に体温調節中枢が身体を冷やすよう自律神経に命令を下してしまうことが考えられるからです。

 

 

 

未だどちらの説が正しいのかは分かっていませんが、少なくとも厚着、薄着どちらもやり過ぎは良くない結果を生む原因となってしまうでしょう。

 

 

 

解決策としては重ね着をしておいて、服を着たり脱いだりすることで暑すぎず寒すぎない恰好を維持するというのがオススメです。

まとめ

ご紹介したように女性は様々な要因が重なって、男性より身体が冷えやすいという特徴を持っています。

 

 

 

冷え性は免疫力の低下や自律神経失調症の原因になりかねないものですから、この記事を読んで冷え性の原因が分かったという方は、しっかりと予防・対策をするようにしてくださいね。

 

 

 

冷え性の改善にはバランスの良い食事や適度な睡眠、運動が効果的です。規則正しい生活は自律神経の働きを適切なものにし、冷え性の原因となるホルモンバランスの乱れを強制してくれますから、生活リズムが不規則だという方は特に注意しておきましょう。