仕事中の防寒対策

仕事中の体の冷えに悩まされる女性は少なくありません。女性の悩みとして多く挙げられる冷え性は、冬場に限ったことではなく、冷房の効いた夏場であっても起こる症状です。つらい冷え性になると、仕事への集中力が妨げられてしまいます。けれども仕事場には暑がりな人や寒さに強い人もいるので、空調の設定温度をいじるわけにはいきません。そこで今回は仕事中の防寒対策についてご紹介していきます。

 

 

職場にある冷えの原因とは

オフィスの空調

まず職場にある冷えの原因を探っていきましょう。といっても、最も多く挙げられるのはオフィスの空調です。施設内で一括管理されていることが多いので気軽に設定を変えることができません。デスクと空調の距離が近く、冷暖房が直にあたることもあれば、温度の感じ方が男女間で違いますから、「寒いな」と思っている時に限って、温度を下げられてしまうこともあります。特に女性は空調による冷えに悩まされることが多く、就職や転職時の検討事項に「空調管理」が入るとも言われています。

 

 

 

また空調の効いた室内と外の温度との差は体調不良を引き起こす原因となります。本来はオフィスの空調は外気との差が「5℃以内」に収まっていることが好ましいのですが、実際には予想以上に暑かったり寒かったりするのが現状のため、冷え性は悪化するばかりです。後述しますが、あまりにも温度差の激しい環境に身を置くと、個人差はありますが自律神経が乱れ、めまいや立ちくらみを引き起こす場合があります。冷え性どころではない症状にならないためにも、自分の周りだけでも快適な温度を保つことが大切です。

 

 

ストレス

また精神的なストレスが原因で冷え性になる場合があります。ストレスによる自律神経の乱れによって引き起こされます。強いストレスがかかると、交感神経が優位になり身体は緊張状態になります。交感神経が優位になると血管が収縮するのですが、この状態が続くと血行不良へとつながります。血行不良は冷えを引き起こします。

 

 

 

ストレスの原因は人それぞれですが、根本的な原因を解決するか、うまく発散させることで溜め込まないように意識しましょう。

 

 

仕事中の防寒対策

身の周りを温める

仕事中に体が冷えてしまう場合には、自分の身の周りだけでもしっかり温めて、快適な仕事環境をつくりあげてしまいましょう。一番簡単な方法として、衣類などを用いた防寒対策が挙げられます。会社の規定によってはあまり私物を持ち込めない場合もありますので、出来そうなものをピックアップして実践してみてくださいね。

 

 

 

まず定番中の定番ですが、ブランケットは女性にとって便利なアイテムです。私服通勤でパンツスタイルの方もいるかと思いますが、制服などでスカートを履いて出社する方も多いかと思います。どうしても足の出る面積が広く、足を覆うストッキングも防寒面から考えると心もとないですよね笑。ブランケットで足回りを覆って、少しでも寒い空気と触れる箇所を減らしましょう

 

 

 

ブランケットと一緒におすすめしたいのがクッションです。私が勤めていた会社のイスはお尻がひやっとする素材でした笑。長い間そのようなイスに座っているとお尻が冷えてしまいます。クッションを敷くことで、そのひやっと感を回避しましょう。

 

 

肌着にも工夫を

一般的に認知されるようになったヒートテックもやはり外せません。空調設定を自由に変えられないのであれば、自分自身の環境を変えるしかありません。体からの熱を逃さないため、外の冷えた空気をシャットアウトするためには、薄手の生地を重ね着することがポイントです。

 

 

 

また冷えによって生理痛が悪化したり、腹痛を起こしやすい人もいることでしょう。予防と防寒として腹巻きをすることもおすすめします。腹巻きがなければ、貼るホッカイロを下腹部に貼付けるだけでも、体の芯からぽかぽかしてきますよ。

 

 

体の中から温める

仕事の合間に飲む飲み物に工夫を凝らして、体の内側から温めることも大切です。体を温めるものとして定番な食材に「しょうが」があります。紅茶やココアにしょうがを少し加えて飲むと体が暖まります。飲み物にしょうがは抵抗があるという方は、昼食にしょうがを加えたお味噌汁や炒め物を追加してみてはいかがでしょうか。体を温める食材は他にも色々あります。最後にご紹介しますので、しょうがが苦手な人は他の食材で代用してみましょう。

 

 

 

また仕事のお供にコーヒーやお茶を飲む方もいるかと思いますが、コーヒーや緑茶には体を冷やす作用があります。冷え性に悩んでいる方は、飲み過ぎに注意しましょう。

 

 

段ボールを活用しよう

私の勤めていた職場では段ボールゴミがよく出ていたのですが、それとなくもらってはデスクの下に置いていました。段ボールは仕事中の防寒対策にもってこいの道具です。床のひんやりとした空気を遮断してくれますし、段ボールの中に足を突っ込んでおけば意外と熱が逃げません。足下に捨てられた子犬がいるかのような見た目にはなりますが笑、中にブランケットを敷いたりするとよりいっそう暖かく心地いい足下になります。

 

 

冷え性は放置厳禁!

むくみや肩こりの原因に

冷え性は放置すると、様々な症状の原因につながります。冷えによる血行不良から発展する症状にむくみや肩こりが挙げられます。もともと血行が悪くなると引き起こされるむくみや肩こりですが、冷えにより益々血行が悪くなると、症状は悪化するばかりです。

 

 

病気へ発展することも

冷え性の悪化が進行すると、病気へ発展する場合も十分考えられます。血流が悪くなれば、その分体の隅々に必要な酸素や栄養が届きづらくなります。その結果、代謝が悪くなり、免疫力の低下や婦人科系の病気、動脈硬化のような血管に関わる病気へつながります

 

 

日常生活における改善方法

体を冷やす食事を避ける

仕事中の防寒対策だけでなく、日頃から心がけておくことで、冷え性の悪化を食い止めるようにしましょう。そのためにはまず体を冷やす食事を避けることをおすすめします。例えば野菜に関しては、夏が旬の食べ物は体を冷やす食べ物として知られています。夏に旬の野菜を食べる時には常温で食べても十分体を冷やす効果があるので、真夏に暑いからといってキンキンに冷やして食べるのは避けた方がベターです。果物に関しても、南国生まれの果物は体を冷やしやすいので原産地に注目すると分かりやすいかと思います。

 

 

 

逆に体を温める食べ物の代表には、根菜のような地中で育つ野菜が挙げられます。冬場に食べると美味しい豚汁やけんちん汁はまさしく冷え防止メニューと言えますね!

 

 

ゆっくりとお風呂に浸かる

お風呂に浸かり体を温めることもとても重要です。この際、出来るだけ外気との温度差が激しくならないように、ぬるめのお湯に浸かることをおすすめします。自律神経の乱れによって冷えが生じやすくなるので、かけ湯をして体を馴らした後、39?40℃のお湯にゆっくりと浸かることを意識しましょう。

 

 

運動で体を温める

運動は体を温めるには最適です。ただ決して激しい運動をする必要はありません。血行を良くするために効果的なのは有酸素運動です。ジョギングやランニング、スイミングといった運動が挙げられます。酸素を多く取り入れることができる運動を積極的に行いましょう。

 

 

 

血流を良くするといった点では、仕事で凝り固まった体をほぐすためにストレッチをするのもおすすめです。どこでも手軽にできるので、気づいた時に行えるといいですね。仕事の合間に取り入れるのももちろんOKです。

 

 

まとめ

 

仕事中は周りの人との温度の感じ方にも違いがありますから、自分の身の回りで防寒対策をする必要があります。普段から冷え性改善を意識した生活を送りつつ、衣類や段ボールを活用して、防寒対策してみてくださいね。