冷え性がアレルギー性疾患を引き起こす?!冷えとアレルギーの関係とは?

手先に冷えを感じやすいだけでなく、便秘やむくみなど様々な体の不調をも引き起こす冷え性。「大したことないし大丈夫!」と特に対策などはしていないという人もいるかもしれませんが、たかが冷え性と思って侮ってはいけません。

 

 

 

実は意外にも、冷え性はアレルギー性疾患の原因にもなりかねない状態なんです。冷え性はただでさえ辛いのに、その上アレルギーまで出てしまったら大変ですよね。

 

 

 

今回は、冷え性とアレルギー性疾患の関係について詳しくご紹介します。

冷えがアレルギーを引き起こす?

 

アレルギー性疾患として代表的なのは、花粉症アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎などです。何らかのアレルギーを持っているという人は決して少なくはないと思います。

 

 

 

そもそもアレルギー性疾患は、外部から入ってきた異物を排除しようとする働きが起き、抗原と抗体が激しく反応し合うことによって起こる自己防衛の反応です。

 

 

 

異物、つまり抗原となる物質は様々で、アレルギー性疾患はいつ突然起きるか分かりません。そんなアレルギー性疾患発症の引き金になるかもしれないのが、「冷え性」なんです。

 

 

 

これまでアレルギーは何一つなかったという人でも、冷え性が原因となり何らかのアレルギー性疾患が発症するかもしれない……なんて、おどろきですよね。

 

 

 

アレルギー発症をできるだけ避けるには、冷え性を改善することが必要不可欠であるかもしれません。

アレルギー発症=冷え性ではない

アレルギーを引き起こす要因の可能性として考えられるのが冷え性ですが、アレルギーが発症したからといって必ずしも冷え性であるというわけではありません。

 

 

 

先にも述べたようにアレルギーが発症するのは「抗原」と「抗体」があってのもの。冷えが直接的にアレルギーを引き起こすというわけではないのです。

 

 

 

なお、アレルギーは自ら抗原を招き入れた場合だけでなく、両親からの遺伝で起きることもあります。100%ではありませんが、発症確率は高いと言えるでしょう。

冷え性とアレルギー性疾患の関係

 

まだはっきりと解明されているわけではありませんが、アレルギー性疾患の発症は冷え性と密接に関係していると言われています。

 

 

 

アレルギー反応は、簡単に言うと免疫機能が暴走することによって起こるものなのですが、この免疫機能の暴走は自律神経が乱れているときに起こりやすいのです。

 

 

 

自律神経は、血液の流れや血管の働きに大きく関わっています。普段、自律神経が正常であれば血液の流れも良好になり冷えを感じることもなくなりますが、自律神経が乱れると血行が悪くなり、冷え性になってしまいます。

 

 

 

体内の血の巡りが悪ければ当然、手足などの末端には血液が行き渡りにくくなりますし、本来排出すべき老廃物なども正常に排出することができません。アレルギーの原因となる抗原も、体の中に留めておきやすくなってしまうということです。

 

 

 

すると大体想像はつくと思いますが、アレルギー性疾患を発症する確率も必然的に高くなってしまいますよね。冷え性とアレルギー性疾患には関係があると言われているのは、このような理由があるのです。

低体温もアレルギーリスク大

本来人間の体の中では、異物を外に排出しようとする免疫機能が働いています。正常に働くことで病気などを防ぎ健康を維持することができるのですが、過剰に働いてしまうことによってアレルギーが発症します。

 

 

 

免疫機能を正常に機能させるのに最適な環境は、36.5℃前後の体温です。この程度の体温であれば冷えの症状を自覚することはほとんどないのと、体の不調もきたしにくい理想の環境です。

 

 

 

しかし冷え性の人の場合、体温を測ると36℃以下という人も少なくないでしょう。これはいわゆる低体温ぎみの状態で、免疫機能が正常に働きにくい環境なんです。ゆえに、抗原が入ってきた際に暴走してしまいやすいということです。

 

 

 

低体温を実感しているようであれば、アレルギーだけでなく様々な体の不調も出てくる可能性が高いです。気付いた時点で、何らかの対策を取るのが良いでしょう。

冷えによるアレルギー性疾患を改善する方法

 

冷え性が原因でアレルギー性疾患が発症したのであれば、改善するために行いたいのはとにかく「体を温めること」です。体が冷えているとアレルギー反応も起こりやすくなるので、自律神経を整えるためにもしっかりと温める必要があります。

 

 

 

もちろん、温めればアレルギーが治るというわけではありません。アレルギーを治すためには、同時に投薬などの対処療法も行う必要が出てきます。

 

 

 

免疫機能は低体温状態では正常に働かないため、正常な体温に戻すことで免疫機能の働きも取り戻し、アレルギー反応が起きるのを徐々に抑制していくといった流れです。

 

 

 

冷え性やアレルギー体質の場合は特に、胃腸の働きが弱いことが多いです。頻繁に下痢や便秘などに悩まされている人も多いのではないでしょうか?そのため、体の表面だけを温めるのではなく、内側から温めるということを意識しましょう。

内臓の温め方

内臓を温めると血行が良くなるのはもちろん、新陳代謝が良くなることからダイエットにも効果的と言われています。アレルギーが改善できてダイエットまでできたら、一石二鳥ですよね。

 

 

 

気になる内臓の温め方ですが、難しいものではありません。代表的な方法としては、やはり食べ物に気を使うことです。

 

 

 

たんぱく質を積極的に摂ったり、冷たい食べ物や飲み物はなるべく口にしないようにしたり。もちろんバランスの良い食事であることは言うまでもありません。温かい飲み物を飲むだけでも、内臓は生き生きとするはずですよ。

 

 

 

それから、ホッカイロや腹巻などを使う物理的な温めも効果があります。特に寒い時期にはお腹が冷えがちなので、常備しておくと安心ですね。

冷え性が原因でなる病気は他にも

 

今回、冷え性が原因となるアレルギー性疾患についてご紹介しましたが、冷え性が引き起こす可能性があるのはアレルギー性疾患だけではありません。その他、様々な病気を引き起こす可能性もあるんです。

不妊症

冷え性は、生殖機能を低下させてしまうことがあります。特に女性の場合、体が冷えていることによって排卵障害が起きることもあり、それが不妊に繋がることも……。

 

 

 

「体を冷やしちゃいけない」と小さい頃から注意されてきた人も多いと思いますが、これがまさにその理由なんです。

 

 

 

つまり、冷え性を実感している人で不妊を疑っているようであれば、体をしっかりと温めることで解消できるかもしれないということです。

気管支炎

気管支炎はその名の通り、気管支が炎症を起こす病気です。

 

 

 

普通、発熱して体温が上昇しているときは汗をかくことによって体温調節を行います。しかし冷え性の人は汗をかくことが少なく、うまく熱を放出できずに気管支などに集まりやすいことから風邪をこじらせて気管支炎になることが多いとされています。

膀胱炎

「体が冷えてトイレが近くなる」という経験をしたことのある人も多いと思います。近くなるだけならまだかわいいものですが、冷え性だと膀胱炎にもなってしまいやすいんです。

 

 

 

体、特に下半身が冷えてしまうと、排尿するための機能が低下し、細菌に感染して膀胱炎になりやすくなります。体が温かければ細菌に感染すること自体があまりないのですが、低体温ぎみの場合、細菌が繁殖しやすい環境になっています。

 

 

 

そのため、薬を服用して完璧に治癒できたとしても、体が冷えていてはまた膀胱炎になる可能性が高いです。「一度膀胱炎になると何度も繰り返しやすい」と言われているのはそれが理由です。

まとめ

 

冷え性は、少なからずアレルギー性疾患の原因になっていると言えます。大人になってからアレルギー症状が出るようになったという人は、実は体の冷えが引き金になったのかもしれません。

 

 

 

冷えが原因で起きたアレルギーは、逆に温めることで改善していきましょう!

 

冷えとアレルギー性疾患の関係関連ページ

冷えと不眠の関係
冷えとむくみの関係